ご挨拶Greeting
看護は“Art & Science”と言われています。患者さま一人ひとりの状態を「科学的に分析」して判断し、その人や病状に合った、世界に一つしかない「手作り」の個別性のあるケアを提供していく仕事という意味です。本専攻では、「その人らしく生を全うすること」ができるように、患者さまや対象者の方々を支援していくことを看護と考えています。
また、本専攻では「あずましいを科学する」をキャッチフレーズに教育を行っています。「あずましい」とは、津軽弁で「心地よい」「安心する」などの意味をもつ言葉であり、人々の身体的・精神的・社会的な安楽・安寧の状態を科学の視点で探究していくことを目指しています。本学は5学部を有する総合大学であり、他学部の学生と共に、多様な学びを深めることが可能です。加えて、保健学科には5つの専攻があり、心理支援科学科・医学科とともに、保健医療福祉を支える多職種の理解を深め、連携・協同を学びながら「あずましい」を探求する環境を整えています。
みなさんも弘前大学で、看護師や保健師、助産師、高等学校看護科の教員を目指してみませんか?みなさんと一緒に学べることを心待ちにしています。
弘前大学医学部保健学科看護学専攻 専攻主任:小倉 能理子 (OGURA Noriko)




