弘前大学医学部 保健学科 看護学専攻

複合災害看護教育プログラム

複合災害看護教育プログラム

複合災害看護教育プログラムSyllabus

弘前大学では令和4年度に文部科学省教育研究組織改革経費が採択され、その中の関連プロジェクトとして、地球規模での災害の発生、激甚化、複合災害の発生などを念頭に基礎教育において複合災害を学ぶ学生を育成するために、教育プログラムを構築しておりました。令和6年度からようやくスタートとなります。弘前大学では、原子力災害に関する支援、サポートに関する知識経験が十分ありましたが、災害看護に関しては各科目の中に災害に関する内容は少しずつ含んでおり、体系的なプログラムはありませんでした。近年災害が激甚化し、自然災害と新興感染症のまん延であったり、さらに対応が困難な状況を想定しておく必要があることを多く学んできました。そこで、弘前大学医学部保健学科看護学専攻では、1年次から災害医療、そして災害看護の知識を段階を踏んで学ぶだけでなく、シミュレーションや海外研修など幅広い研修を自ら選択して受講し、実践的な経験を積んでいくプログラムであるのも特徴といえます。また地球規模で考え、海外の姉妹校の学生たちと英語でディスカッションして、知識や経験を共有していく国際交流を含んでいるのも特徴といえます。地球規模での広い視野と国際力を身につけ、将来起こり得る難解な災害にも立ち向かい、自ら考え、行動できるたくましい人材育成を目指しています。なお。複合災害看護教育プログラムは、弘前大学副専攻プログラムとして申請し、9単位すべて受講した後に、修了証が発行されるように準備をしています。

令和6年度の入学生から履修が可能です。多くの学生の皆様に参加いただけることを楽しみにしています。

複合災害看護教育プログラムの概要
図1 複合災害看護教育プログラムの概要

令和6年度~副専攻プログラムとして申請予定